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開業までの流れ

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STEP2. 開業基本構想固め

開業動機が固まり、「信念」のレベルまでに高まったならば、次に具体的な開業基本計画として詰めていきます。

経営理念・診療方針をたてる

まず、冒頭の質問ですが、
「先生、ご自身のクリニックを開業なさるお覚悟はしっかと決まっていますか?」
何を藪から棒にとお思いかもしれませんが、クリニックの院長とは次の三役をおひとりで全責任をもって行うことを意味しております。

先生の開業に対する信念をもとにどんなクリニックをつくっていくのか。それを具体的に紙に書き、それを穴の開くほど何度も見つめなおして練り上げた'クリニックのミッションを示すものであり信念を凝縮したもの'それが「経営理念」です。この経営理念が今後の開業準備・クリニック運営で先生が困った時に立ち返る原点となります。
その経営理念をクリニック運営の実行レベルで示したものが診療方針です。経営理念が「先生の夢」ならば、診療方針は「夢の実現のための具体策」となります。このため、診療方針の決定には先生自身の強み分析と競合クリニックとの差別化の視点が重要となります。
差別化を考えるうえではどこから着手すればよいでしょうか。

患者さんはどんなことに非常に困っているだろうか
(自覚していること、自覚していないので気付かせてあげること)

これが差別化を考えるうえでの出発点です。そして次に考えることは、その困っていることを私のクリニックの強みでどのように解決していくのか

これには先生のこれまでのご経歴なかにヒントがあることもありますし、これから作り上げていくものもあるでしょう。
これを患者さんとクリニックの「接点」を切り口にまとめていきます。以下に切り口の例をあげてみます。

患者さんが便利と思う項目

  • 立地条件(交通アクセス)
  • 診療曜日設定(土日や競合休診日)
  • 夜間帯での延長診療
  • 待ち時間短縮
  • 予約診療枠の設定

診療技能による項目

  • 先生の専門分野をホームページに詳細かつわかりやすい開示
  • 疾患の説明を簡単に記載した啓蒙資料を作成
  • 診察時の説明話法・話し方(診察コミュニケーションの技術)
  • 専門外来枠の設定

患者さんが受ける印象項目

  • 内装が造る空間(デザイン、色調)
  • 院内インテリア
  • 受付応対などの接遇訓練
  • 先生の人柄をホームページなどで積極的に伝えていく

働くスタッフにとっては、経営理念・診療方針は遠い存在に感じられるかもしれません。そのために経営理念・診療方針を日々実現させるために必要な日々の行動指針を定めます。行動指針は誰にでも内容がわかる簡潔明瞭なものでなければなりません。

開業スタイルを検討する

経営理念を実現するためにはどのような開業スタイルを選択すべきでしょうか。

  • 都市部なのか郊外立地なのか。
  • 一戸建てなのかテナントにするのか
  • 一戸建てならば、自己建設か賃貸か
  • テナントならば、医院モールか、通常の商用ビルか
  • 医院承継をするか

上記のようなことを検討します。それぞれのメリット、デメリットを考慮して自身の開業動機にあうスタイルを決定します。

STEP3 開業スケジュール

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